保湿効果の高いヒアルロン酸注入で肌悩みを改善

弾力成分で肌の悩みを解決

スキンケアする女性

うるおいと柔軟性をプラス

関節の痛みを訴えて医療機関を受診すると、治療法の1つとしてヒアルロン酸注射というものを勧められることがあります。ヒアルロン酸はムコ多糖類と呼ばれる物質で、通常はネバネバしたゲル状になっています。そしてスポンジのように大量の水を含み、弾力性に富んでいます。ヒアルロン酸は人体にあっては関節の軟骨部分に存在し、肘や膝などを曲げたり伸ばしたりする際に骨と骨がこすれ合わないよう緩衝材の役目を果たしています。しかし加齢等によってヒアルロン酸の量が減少すると、軟骨の柔軟性が弱くなって骨をスムーズに動かせなくなります。これが関節痛の原因となります。そこで、注射によって外部からヒアルロン酸を補給することで、本来の弾力性を取り戻し、痛みを解消させるのです。ところで、ヒアルロン酸は人体の他の部分にも分布しています。たとえば皮膚です。ヒアルロン酸はお肌のハリやうるおいを保つのに重要な役割を果たしています。しかし注意しなければならないのは、皮膚のヒアルロン酸もまた加齢等によって減少していくということです。そのため最近では、美容整形の分野でもヒアルロン酸注射が利用されるようになっています。

隆鼻術にも応用可能

美容整形におけるヒアルロン酸注射は、主にシワやたるみの解消を目的として利用されています。加齢や紫外線などの外部刺激によって傷んでしまった皮膚は、弾力性を失ってたるんだり過度に収縮したりしてしまいます。そこにヒアルロン酸を注入すると、優れた弾力性によってお肌のハリをよみがえらせると同時に、高い保水力によってうるおいをもたらします。この作用はシワやたるみのほか、ほうれい線を目立たなくする際にも有効です。ほうれい線は口元と頬の境界を示す線ですが、やはり皮膚の弾力低下によって徐々に目立つようになります。ヒアルロン酸を注入すれば頬全体をふっくらとさせ、いわゆる「老け顔」を解消することができます。ヒアルロン酸の使いみちは他にもあります。この物質は含有する水分を調整することにより、固めの状態を作り出すこともできます。これを利用して、鼻先に注入して鼻を高くしたり、顎に注入して尖らせてみたりと、外見上のシルエットを整えて理想の美顔を実現することも可能です。